市町村国保加入者の「特定健診」について、8/13府中市に視察(政務調査)でした。

 府中市の特定健診受診率は平成28年度53.4%に達しています。達しているという表現をしたのは、徳島市の同年受診率は32.2%で大きく引き離されているからです。特定健診の取り組みで徳島市と府中市とどこがどう違うのか、何か秘策があるのではないかと勇んでいった日帰り視察でしたが、説明いただいた府中市の担当部局の方からは、平行一番『「受診率がいいですね」とよく尋ねられます。しかし、何か特別なことをしているわけではありません』と言われてしまいました。確かに、徳島市がしていない府中市の独自の取り組みもいくつかありましたが、特定健診は全国共通事業で、府中市と徳島市でも多くの共通項の取り組みがあり、いわゆる当初私が期待した「秘策」といったものは無駄骨でした。しかし、府中市の担当部局の説明と質疑を通じて、改めて健診対象者の側にたって、しっかりとした分析をし、対象者に応じた受診勧奨が欠かせないのではないかなどの意見交換ができ有益な視察となりました。
 府中市市民部保険年金課と府中市議会議会事務局の皆様にはありがとうございました。

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