徳島市の新ホール整備について、3候補地のうち駅西で検討の結果、選定の条件を満たしていないことが明らかになりました。

 5月31日にはまちづくり特別対策委員会、6月1日は総務委員会で、徳島市文化センターに代わる新ホール整備計画について、徳島市文化センター跡地、動物園跡地、徳島駅西駐車場の3候補地の中で、駅西駐車場跡地を候補地として選定し検討してきた結果が報告されました。
 報告の内容は、総事業費は約141億円(建設費94億円・土地取得のための整備費28億円・土地費19億円)で、開館は当初の平成35年から、さらに5年遅れの平成40年とのことです。
 建設候補地の選定にあたっては、候補地検討会議が、⓵新ホールの基本理念「市民の芸術文化創造拠点」としてふさわしい施設機能や交通アクセス、周辺への相乗効果が見込めること。⓶徳島市内に1000席規模のホールがないこと状況を踏まえ、平成35年度開館を目標とした整備スケジュールが実現可能であること。⓷文化、経済など様々な分野における効果を踏まえ、財政的に過度の負担とならない計画が可能であること。を候補地前提の条件としてきました。駅西駐車場跡地の検討結果は、平成35年とした開館時期をさらに5年も引き延ばし、また、建設のための総事業費について、新町西再開発でのホール建設にも匹敵する金額で、財政的に過度の負担とならないという「前提条件」を大きく外れるもので、私は、事前委員会で駅西にこだわらず他の方法を考えるべきだと指摘しました。

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