広域ごみ処理問題を考える市民連絡会と2回目の懇談(2/21)~日本共産党徳島市議団

2月21日は主に渡辺亜由美市議が視察した、町田市(東京都)とふじみ衛生組合(三鷹市・調布市の2市合同)の2か所のごみ処理や施設整備の在り方と市民検討会議など市民が果たしている役割などの報告を受け、徳島市が中心となって計画策定をしている広域ごみ処理について懇談が行われました。
 渡邊市議の報告では、町田市においてもふじみ衛生組合(三鷹・調布)においても、ゴミの基本計画や施設整備計画において市民が参加した「検討委員会」が大きな役割を果たしていること。市民参加の「検討委員会」の構成も町田市では20名の委員の内町田市民が12名(自治体等関係団体9名・公募市民3名)、学識経験者4名、事業者4名で、検討委員会のほか、20名の委員が分担して「専門委員会」を設け、2011年5月から2013年2月の2年間で延べ42回の会議を重ねるなど市民が中心となったごみ処理計画立案がなされているとのことでした。また、町田市長自身が、ごみ削減の方針を「今後10年でごみ処理量を40%削減します」と宣言して積極的にごみ減量化方針をかかげていることも大きな後押しとなっているようです。町田市はこのほか市内7か所で各2回計14か所で市民の意見を聴く会を設け延べ291件の市民の意見が寄せられていることも報告されました。
 懇談では、徳島市においてもこれから設置されるという「市民検討会議」について市民参加あり方の重要性が様々な視点から出され活発な意見交換が行われました。
 なお、「広域ごみ処理を考える市民連絡会」の会則を拝見しますと、第2条目的として「本会は現在計画中の徳島市と周辺5市町による広域ごみ処理計画について、当事者である市民が連絡・連携して活動する受け皿となり、ゴミ処理はどうあるべきかについて考え、これから策定される廃棄物処理計画を市民の参画のもと、より良いものにすることを目的とする。」とされています。日本共産党徳島市議団との懇談は2度目ですが、引き続き第3回目の懇談会ももたれることとなりました。

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