徳島市「百条委員会」渦中の人物(岡孝治市議)にかかわる報道記事(4/25付徳島新聞)2件~➀百条委員会の元となった「市・調査団報告書」に関するビラ配布について、岡市議の告訴を徳島東署が不受理としたこと。➁4/24開かれた議会運営委員会で岡孝治氏を議運副委員長に選出したこと。

➀岡市議の告訴不受理の報道では~
廃棄物処理業者問題をめぐり徳島市の岡孝治市議が、虚偽の事実が記載されたビラを市職員らに配布されたとして、市民団体「明るい徳島市をつくる市民連絡会準備会」(平岡保人代表)を名誉棄損容疑で徳島東署に告訴した問題で、同署が告訴を受理していなかったことが24日、分かった。署は「不受理の理由などはコメントできない」としている。~中略~岡市議は「検察への告訴を検討する」と話した。平岡代表は「個人の名誉を棄損するのではなく(市の第三者調査団がまとめた)報告書の内容を広く知らせるビラだった」と述べた。と報道しています。

➁徳島市議会「議会運営委員会」の副委員長に岡氏を互選した。の報道では~
徳島市議会の議会運営委員会は24日、空席となっていた副委員長に岡孝治氏(徳島活性会議)を選出した。3月31日の議運委で副委員長を選ぶ予定だったが、委員に岡氏がいることに共産、交詢の両会派が反発し開くことができなかった。
岡氏は朋友会選出の委員として昨年6月から副委員長を務めていたが、同会派を脱会し徳島活性会議を結成したため3月に辞任した。この日の議運委で宮内春雄氏(朋友会)は「引き続き副委員長を務めてほしい」と岡氏を推薦。
これに対し久次米尚武氏(交詢会)は、市が岡氏の働き掛けによって一般廃棄物処理業者に厳しい処分をしたとされる問題で調査特別委員会(百条委)が設けられていることを踏まえ、「問題の当事者を選ぶのは適当でない」と述べ、宮内氏を推薦した。
以下報道による議運委員会採決の結果は~
議運委員長(公明党)を除いて、まず8人の委員が挙手にて採決~しました。
岡孝治氏に賛成        宮内春雄氏に賛成
宮内春雄(朋友会)       久次米尚武(交詢会)
岡孝 治(活性会議)      山本武生(自民)
加村祐志(朋友会)       美馬秀夫(自民)
岡南 均(至誠会)       加戸 悟(共産)

4対4の後、委員の賛否同数のため、梶原議運委員長(公明)が、岡氏に賛成し、賛成多数で岡氏が副委員長に決まった。梶原氏は「総合的に勘案し判断した」と述べた。
と報道しました。

徳島市の第三者調査団・報告書の「疑惑の当事者」を議運副委員長という重要ポストに互選することを「総合的に勘案し判断した」(新聞報道)と言ってはばからない姿勢は市民にどう映るのでしょうか。

徳島市のホームページから

岡市議の働き掛けに関する第三者委員会調査報告書

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