伊方原発の稼働(事故)責任はだれが、どう、とるのでしょうか~

2017年3月18日県教育会館にて、さよなら原発徳島実行委員会第6回総会が開かれました。総会には約150人が出席、この一年間の活動方針や会計報告を承認し、脱原発に向けた「諸方針」を決定。役員体制では、事務局長が富永さんから竹谷公男氏にバトンタッチされました。

記念講演は「西南日本のテクトニクスと伊方原発」と題して、岡村誠氏が2時間にわたって講演。

「現代の科学で将来の地震を正しく想定することは不可能」として、これまでの知見を様々な視点から報告いただきました。その上で、伊方原発再稼働にあたって、地震を650ガルとして安全宣言をしていることについて、4/14熊本地震(M6.5)で、1580ガル、4/16熊本地震(M7.3)で1320ガルなどから、耐震基準を満たすために過小評価していると批判しました。

原発事故は、ひとたび起きれば取り返しができません。再稼働された伊方原発、事故責任はだれが負うのか、原発・新安全神話を許さない闘いがはじまっています。

なお、講演会で使われた資料は、伊方原発差し止め訴訟に提出されたものとお聞きしました。

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