日本共産党は来年1月、第27回党大会を迎えます。今、大会決議(案)が提案されていますが、決議案の(15)格差と貧困をただす経済民主主義を読みながらの感想です。

安倍政権の支持率がなぜ高い?そして、それはいつまでつづくのでしょうか。
安倍内閣の支持率は「経済」にあるといわれていますが、今日本社会は、ごく一握りの富裕層がアベノミクスで巨額の「富」を手に入れる一方で、中間層は疲弊し、大量の貧困層を生み出しながら突きすすんでいると指摘し、格差と貧困の拡大、中間層の疲弊をいかに克服するかを国の経済政策の基本に据える必要があると指摘する決議案に二重マルです。

賃上げこそ日本再生の鍵が特集~学習の友12月力になりますよ。
 アベノミクスは、無制限の金融緩和で、円安ドル高を誘導し日本に外資を呼び込み「株高」を演出。これによって、株や債券を保有する「富裕層」は資産価値を倍加させました。輸出大企業(多国籍企業)は「円安」で利益を上げてもいますが、売り上げ増で利益を上げているというよりは、「コスト」削減、正社員を派遣・請負などの非正規労働に置き換えることによって、売り上げは伸びていなくても、史上最高益・利潤を確保しています。そして、そこで得た多国籍企業の利潤配分は、一に株主二に役員報酬。働く労働者は、コストダウンの対象で機械と同じ「消耗品」です。現に、「派遣」で働く労働者の賃金は、企業会計上で「賃金」ではなく「物品」とおなじ扱いです。

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