徳島県建設労働組合北支部と西支部定期大会が開かれました。大会挨拶で私は、設計労務単価と現場の賃金のギャップをうめる「公契約条例」制定に向けた市議団の取り組みについて報告させていただきました。

建労西支部の議案書には、公共工事設計労務単価が5年連続引き上げられたが、現場での賃金は上がっていない。設計労務単価の引き上げが現場に反映されるかどうかは「私たちの運動にかかわっていると述べています。
 徳島県の設計労務単価は~
  大工 20700円/日    4年前は 15000円
  左官 20800円/日         14800円 
  とび 20500円/日         14700円
 ですが、道具代と交通費などは、手弁当で、実際に手にする賃金はこの金額の70%程度といいます。
 国交省が、設計労務単価を引き上げた理由は、建設現場で働く労働者をつなぎ留め熟練技能者を育成し、建設産業の健全な発展をめざすところにあるはずですが、現場の状況はこのような有様です。「公契約法」の制定は国ですが、「公契約条例」は地方公共団体(県市町村)で行うことができ、徳島県内においても「三好市」が初の制定を目指しており注目されています。

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