トヨタが賃上げ1500円。あぁこれがアベノミクスの最大の恩恵を受ける大企業の実態です。トヨタでこれじゃ国内消費が冷え込むのも当然といえば当然でしょう。アベノミクスの正体がここにも見て取れます。

2016年3月期トヨタは営業益2兆8千億円(過去最高)です。トヨタの従業員数(2015年)は正規従業員34万4109人、臨時従業員8万5848人ですが、仮に50万人を従業員総数として、月2万円の賃上げに必要な金額は、×12か月+7か月(ボーナス)=38万円です。50万人×38万円=1900億円ですから、営業利益の6.7%を従業員に還元するだけで月2万円の賃上げは可能です。ちなみにトヨタの1015年3月決算の内部留保は、18兆5766億円(2016年国民春闘白書データブックより)となっています。儲けても儲けても、飽くなき利益を求め続けるのが資本の宿命ですが、近代社会は、これに所得の再分配や労働時間や労働形態で民主的規制をかけて資本の横暴に対応してきました。しかし今、新自由主義・アベノミクスの労働規制緩和で資本のタガが外れています。
トリクルダウンという神話は完全崩壊です。

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