徳島16円アップの時間給695円では、憲法に保証された人間らしい最低限度の生活ができません。低すぎます最低賃金~中央最低賃金審議会の目安

 7月29日、厚労省の諮問機関、中央最低賃金審議会小委員会からしめされた最低賃金引き上げの「目安」は18円。徳島は16円で、仮に目安通りとなれば695円が徳島地方最低賃金となります。
 月の労働時間が160時間として、時給695円×(週40時間×4週)=111,200円、ここから所得税、社会保険料(年金・医療・介護)を差し引かれれば、後いくら残るでしょうか。7万円から8万円程度しか残らないのではありませんか。ここから家賃、水道光熱費を差し引いて、一体食費にいくら回せるというのか。娯楽費なんてとんでもない、親しい友人や家族の香典にも事欠く賃金にしかなりません。
 アメリカで、最低賃金が時給1500円実現の報に接していますが、日本でも、働いて生活する以上、これぐらいは当然の賃金ではないでしょうか。
 日本共産党は、最低賃金の大幅引き上げに際して、中小企業への助成措置ちによって中小企業の経営を守ること。また、最賃引き上げは、特に、地場中小企業への購買力増の効果が大きいことも指摘しています。

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