今朝の吉野橋交差点での朝宣伝~新町西再開発について、再開発の白紙撤回を求める会が発行したチラシをもとに市議選立候補予定者の「公開質問」に対する回答状況について報告させていただきました。

徳島市の年間予算の約2割を占める事業総額168億7千万円の税金を投入しようという新町西再開発計画だけに、市議選を前に市民の関心は非常に高いものがあります。
 私の経験(署名運動など)からは、圧倒的多数の市民は新ホール建設を核とした再開発については反対で、ホールをつくるとすれば駐車場なども確保できる「旧動物園跡地」に作るべきだとの意見が圧倒的多数を占めています。
 しかし、この間の議会運営においては、新町西再開発の中止を求めてきたのは共産党市議団5名と他1名(久次米議員)のみで、自民党・朋友会・公明党・次世代の党などなどの各会派の議員は、市長与党の立場から再開発に「賛成」の立場をとってきました。
 今回の再開発に対する「公開質問状」とその「回答」状況は、あらためて各市議予定候補(現職・新人など)がどのような立場で新町西再開発の問題の解決に当たるのか、具体的に市民の前に明らかにするよう求めたもので、この問題で市民と議会との乖離の実態を明らかにし溝を埋める手段として、議会制民主主義の上からも大変重要な問題提起でした。
 それだけに、多くの現職議員が具体的返答を避ける「回答回避」などとして返信され、ましてや、返信そのものをしない「返信なし」の現職の存在には、本当に驚きました。徳島市政の中心を成す再開発事業として推進しながら「返信無し」「回答回避」という立場は責任ある議員としていかがなものか、市議選挙で自らの立場を明確にするべきことを提起しておきたいと思います。
 では。

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