アベノミクスのもとで増える非正規、細る正規~実質賃金も17ヶ月連続減少。来年は良い年でありますように! でもやっぱり神頼みではダメですね。

 しんぶん赤旗は今朝の一面トップで、12月26日総務省が発表した「労働力調査」で、役員を除く雇用者に占める非正規雇用が38%を占め「初の2000万人超」と報じました。
 非正規比率は、女性では57.2%と6割近く、年齢階層別の非正規比率は15歳~24歳が50.5%で65歳以上の74.2%を除けば最も高く、若者がなかなか正社員になれず非正規の職につかざるを得ない実態が現れているとしています。
 また、同日26日発表の厚労省・毎月勤労統計調査(速報)は、物価上昇を加味した実質賃金指数(従業員5人以上)は前年同月比4.3%減となり、17ヶ月連続のマイナスで、アベノミクスがもたらす物価上昇で賃金の目減りが続いています。
 ただ、11月分の調査は年末を控えて通常より集計期間が短くデータがでそろっていないため、「来年1月に大幅に見直される可能性がある」(統計担当者)といいます。

カテゴリー: しんぶん赤旗 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です