渭北地震・津波避難訓練~徳島中学校体育館を避難会場に250人超える参加でした。

 南海トラフ巨大地震を想定し、渭北地区の避難センターとなっている徳島中学校体育館を避難会場に「避難訓練」が行われました。消防署職員から、まず地震から身の安全を確保すること、その上で津波の想定は、沖洲で40分・6メーターの津波想定がなされているが20分程度で避難できる「津波避難指定ビル」への避難を心がけてほしいなどの避難の際の注意点や飲料水や食料・簡易防寒具などが入った非常袋の活用方などのお話で学習をしました。
また、中学校の教頭先生から体育館の施設の説明を受けましたが、現在不安に思っていることとして、「新しくできた体育館に1500人が避難できることとなっていますが、備蓄食料は、体育館ができる前と同じ430人/日しかなく、また、この備蓄食料に生徒の数は入っておらず、授業中に避難を余儀なくされた場合生徒500人分の飲料水・食料はどうするのか早急な対策を検討する必要がある」とのことでした。また、いざという時は、入口のガラスを破ってもかまわないと話され、命最優先で対応して欲しいとの話もあり、有意義な訓練になりました。
 主催者の渭北自主防災会やまちづくり協議会の役員さんからは、予定の参加者を大きく超えて嬉しい悲鳴をあげられていました。
 私は地元の市会議員としての挨拶の中で、この新体育館の建設に当たって防災・津波避難施設として2階にアリーナを設置することや面積の確保など、地域の皆さんと一緒に声を上げて実現できたことなどを報告させていただきました。 
 閉会挨拶では、まちづくり協議会の会長から備蓄食料や非常時のモーフなど避難施設として必要な物品の確保などで力をかしてほしいとのお話をいただきましたが、体育館が防災避難拠点としてさらにふさわしいものになるようさらに徳島市に対し求めていきたいと思います。これは体育館の屋外に16個設置された県内初の野外トイレです。

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