「きけわだつみの声」~文学と映画からみる戦争(樋浦明夫)を読みながら~朝日新聞本社世論調査を見る

 4月7日付け朝日新聞の「本社世論調査」の結果報道(9条改憲64%反対・集団的自衛権63%否定的)を受けて、樋浦明夫氏の贈呈本「文学と映画からみる戦争(1)」を読んでいますが、理不尽な戦争、暴力、そして人間を喪失させる現実に苦悩する「学徒」の声が本の紙面を通じてより迫ってきました。
 安倍首相も私も戦後生まれの「戦争を知らない世代」ですが、安倍首相は、「醜い汚い戦争には目を塞ぎ」、戦った兵士を称えたいという思いのようです。
 私は、意に反して戦争に駆り出され「犬死」させられた「青年の無念」。そして、「人を殺す任務」の軍隊がもつ非道・非情の精神を良しとする戦前を絶対に美化することはできません。
 今私が読んでいる「本」は非売品ですので、一般の本屋さんには出ていませんが、ぜひ、多くの人に読んで欲しい「本」ですね。
 では。 

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