十枝修氏及ばず~史上最低の投票率のなか1万9千45票獲得

 25日投開票の徳島市長選挙は、投票率が25.64%(前回38.78%)と史上最低の低さとなり、十枝氏は、投票総数の約32%を獲得しましたが及びませんでした。
確定投票数は  原秀樹   33524票
         十枝修   19045票
 明日、徳島駅前で選挙の御礼とご報告を十枝修氏と共に行います。ご支援いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。
 

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維新政治塾に2025人ですか~

 「橋下・維新塾」が24日にスタートし、「大戦・大勝負」を仕掛けるという橋下氏のアジテーションが大きく取り上げられています。
 マスコミ報道の姿勢を見ていますと、自民もダメ、そして民主もダメという不毛の政治に業を煮やした群集が引き寄せられているとの見方のようですが、確かにその一面はあるでしょうが、むしろ橋下・維新の政治本質は、わたしには右翼・保守勢力の再結集を背景にした「極右」の台頭のように思えます。
 それを端的に示したものが、「格差拡大はダメ、競争はダメ、このような甘い言葉こそ本当に危険」「他者に依存しすぎる日本の今のあしき流れを断ち、自立する個人、自立する地域、自立する国家をつくりたい」(維新政治塾開校式・橋下塾長)という橋下・維新の理念にはっきりと示されています。
 この理念の裏側には、支配するものとされるものという今日の「階級社会の構造」は存在しません。労働者と資本家もなく、すべての人間が自由と平等だという前提で、後は「自立」の名の下で競争し個人の努力が結果をもたらすという「支配者」の論理の上に立っているだけです。
 橋下・維新の「自立」という名の行く道は、財界で言えば「利益第一主義」「世界との競争に打ち勝つコスト」論を正当化する道です。労働コストを都合よく切り下げるために、国会議員を動かし労働者派遣法などという法律を作り、大量の労働者を正社員から非正規に合法的に追いやっても、その結果、まともな雇用が保証されない労働者の存在は、個人の努力が足りないからにすぎないということなのですから。
 橋下・維新の台頭を警戒感をもちつつ一番ほくそ笑んでいるのは、「財界」かも知れませんね。
 では。

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徳島市長選挙も~明日は投票日です。こぞって投票に出かけましょう。

 明日25日の投票日を前にして、新聞報道では「投票率」の低下が懸念され、セスナで投票を呼びかける異例事態のようです。選挙の勝敗は別にして、「投票」に行きましょうとぜひ多くの皆さんに呼びかけたいものです。
 えぇ~だれがどんな政策言っているかわからないって~
  そんな方に、3月22日付け朝日新聞の「候補者」アンケートを参考にすることをお勧めします。

新町西地区再開発事業(154億円)の是非をめぐって、真っ向対決の両者です。私は、「新町西再開発」の是非を決める住民投票のような選挙と評していますが、あなたはどっちを選択しますか?

 では。

 

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朝日記者も~橋下「公務員改革」に疑問?

 3月23日朝日新聞の33面に、『橋下流 公務員は特権的か・職員基本条例』の見出しで記者の署名入り特集記事が8段を使って掲載されています。
 記事のリード部分では、
 「橋下徹大阪市長が「既得権」の代表としてやり玉に挙げる公務員。市長時代のマニフェストには、「明治時代から続いてきた公務員制度を大転換」と書いていた。でも、公務員ってそんなに長い間変わっていないのだろうか。」 
 と書き出して~公務員が生まれた歴史と背景をまとめています。
公務員の身分を守るため一定の縛りをかけたのは1899年で、「文官分限令」を第2次山県有朋内閣が出し、刑法や懲戒処分のほか心身の故障・定員超過・本人の願い~でなければ免職されない。としたものだといいます。
 実はこの直前、日本初の政党内閣として登場した第一次大隈重信内閣が政党員を大量に官吏に登用し前任者は職を追われたといい、『「分限令」は対立する政党勢力の影響が官吏の人事に及ぶのを防ぐ手立てだった』と公務員の身分の歴史を振り返っています。
 また、大正時代に入って政党政治が本格化すると、政権政党が変るたびに前政権よりの官吏が休職を強いられそのまま失職に追い込まれることが頻発。そこで、行政運営が不安定になることに歯止めをかけようと、1932年(昭和7年)、官庁都合の休職は第三者機関に諮るよう文官分限令を改正「身分保障」と呼ばれるようになったとしています。
 公務員の身分保障は~先進国なら当たり前の制度
 立命館の鵜飼幸雄教授や成蹊大学の西松美香教授(行政学)は、公務員の身分保障は政治化の恣意的な処分を防ぎ、公務員を中立公正な行政サービスを提供させるためのもの、先進国ならどこにでもある当たり前の制度だといいます。
 取材記者は
制度的敵視は筋違い~ 職員がトップの評価ばかり気にして立ち回り、実績が見えづらい行政サービスは置き去りになる。身分保障はそんな事態を防ぐためにもある。西村教授によれば、「国民のため」の制度だ。とりわけ戦後のそれは、時の権力に一定の「だが」をはめるものだ。不祥事の続発する大阪市を見れば職員改革は待ったなしだろう。しかし、組織劣化が生じているとすれば、それは歴代の首長や議会、職員の体質の問題であり、制度を敵視するのは筋が違う。
 選挙結果を白紙委任とばかりに猛進する橋下氏。だが、「改革」の一つ一つは長期的に見て市民の利益と結びつくものなのか、思考停止せず見つめたい。と締めくくっています。
 朝日記者の真面目な取材に拍手です。

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加茂公民館で「つくる会」演説会

 加茂支部と守る会の会員さんを中心に、25名があつまり、市長候補のお話をじっくり聞くことが出来ました。

一騎打ちの選挙だけれど、新町西地区再開発や鉄道高架事業でまちの活性化をはかるという原候補と、そのような無駄な事業はストップして福祉・教育に使うという十枝候補と、根本的にものの見方考え方が、180度違うということが参加者には良く理解できたと思います。

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