TPPでコメが危ない

紙議員の質問とコメント 参議院予算委員会 2012年3月26日

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非正規労働「促進法」(労働者派遣法)の原則禁止を!

 27日、参院厚生労働委員会で「労働者派遣法改定案」が民・自・公3党の賛成多数(共産党・社民党・みんなの党は反対)で採決されました。
 もともと労働者派遣法の改定案は、派遣切りや偽装請負によって使い捨てされる非正規労働を正規雇用を中心とした本来の雇用のあり方に改善を図ろうというものでした。しかし、財界に大きく譲歩した政府案から、さらに民・自・公3党修正によって、製造業派遣の原則禁止から原則自由に逆戻りするなどまさに骨抜き改定となりました。
 本来労働者の雇用に関しては、
 職安法(労働者供給事業の禁止)第44条 何人も、次条に規定する場合を除くほか、労働者供給事業を行い、又はその労働者供給事業を行う者から供給される労働者を自らの指揮命令の下に労働させてはならない。と厳しく禁止されています。
 この労働者供給事業の禁止の原則を骨抜きにしたのが労働者派遣法で、最初は専門職に限定し、その後は製造業への派遣を含む原則自由とし、今日「人間を商品として派遣」するピンはね業が大手を振って幅を利かせるようになったものです。
 労働者派遣法の登場によって、大企業を中心に、売り上げが減少しても「コスト」を押さえ利益を上げる企業が生まれ、青年のいわば生血を吸って、結果大企業の莫大な「内部留保」(資本金10億円以上の企業で260兆円)の溜め込みがすすめられている現状は、青年に働く希望をなくさせ、少子化を促進し内需を一掃冷え込ませ、企業を安易なコスト削減へと導くなど亡国への道でしかありません。
 労働者派遣法の「原則禁止」を求めた運動の粘り強いたたかいが必要となっています。
 では。

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選挙に勝ったから~新町西地区再開推進ですか。

 3選を果たした原市長。徳島新聞に「前回・今回と事業中止を訴える候補に勝たせていただいた、公約だからしっかりすすめたい」と述べています。しかし、投票率は過去最低。しかも投票された方の約36%は反対という結果ですから、選挙に勝利したからと手放しで新町西地区再開発推進を言うのはどうでしょうか。もう一度、「民意」がどこにあるかじっくり考えていただきたいものです。時間はあるのですから。 では。
 
 

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福島原発2号機の格納容器内水位60cm~それでもすすむ伊方原発「再稼動」の下地づくり~ストレステスト保安院が「妥当」報告

 26日、東京電力は福島第一原発2号機の原子炉格納容器内の冷却水の水位が『60cm』と発表しました。冷却水は格納容器に毎時約9トン注入し、前回調査時は推移を4~5 メートル程度と想定していたが確認できず東京電力は3mに下方修正。しかし、事実は冷却水の水位60cmというものです。
 水温は48~50度で安定しているといいますが、これでは、少しの変化で燃料がむき出しとなる可能性があり「冷温停止」どころか溶融燃料の冷却はいまだ不安定さをまぬがれません。大量の汚染水(放射性物質)が屋外漏れていることも明らかとなり、海洋汚染は深刻です。
 今朝の新聞は、その一方で伊方原発3号機について、経済産業省原子力安全・保安院が、再稼動の条件となる安全評価(ストレステスト)の一次評価について「妥当」とする報告を原子力安全委員会に報告したという。
 「安全評価」手続きとは~
 電力会社が実施した評価結果を保安院が審査、安全委員会が保安院の審査内容を確認する手続きとなっています。
 すでに、大飯原発3・4号機一次評価について、保安院の審査を安全委は23日に「問題なし」と判断し、野田内閣の閣僚らが協議し地元の同意を得る段階という。伊方原発もこのパターンで進む可能性が大という状況です。
 安全評価手続きも未だ「原発推進共同体」の体質のままですね。 

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十枝修氏と市長選挙~御礼報告(徳島駅前)

十枝修氏は今朝8時、徳島駅前で市長選挙の結果と御礼報告を行いました。
十枝氏は「今回の市長選挙は、鉄道高架事業や新町西地区再開発事業のムダをやめて、防災・福祉・教育に回すべきだという政策に4年前に比べて、手ごたえを感じていたが残念な結果になってしまいました。引き続き市民の皆さんと要求実現をめざしたい。」と述べ「投票率を引き上げようとしたができなかった。政治に市民が絶望せず参加して政治を変えていくことが大事です」とのべご支援いただいた皆さんに申し訳ないと感謝の意をのべました。

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